asahi.com:白虎ほぼ消滅 高松塚古墳 - 社会


1972年の発見時に比べ、「飛鳥美人」など壁画はいずれも黒ずみ、描線が薄れるなど、劣化に歯止めがかかっていない

中でも白虎は、目や首などのごく一部を残し、ほぼ消失

画はいずれも墨を吹き付けたようにくすんでおり、発見当時の写真と比べると、色彩の鮮やかさが失われ、絵の輪郭がぼけたり、消えたりしている。「飛鳥美人」として名高い西壁の女子群像は焦げ茶色のかすみがかかったようにぼやけ、4人の顔も右から2人目以外は目鼻が見えない。

 また、発見30年を記念して02年に撮影された写真集で劣化が確認された白虎は、目の輪郭が不鮮明になり、口元や胸部などが見えなくなった。東壁の青竜は長い舌などの朱が色落ちし、前脚が消えた状態。後ろ脚を覆っている赤い泥部分には真っ黒なカビが広がっている。

 

国家的遺産を、むざむざと消してしまいまいした

私が基礎的な考古学を修得するときに師事した教授は、高松塚古墳の発掘現場で指示していらしたそうで、凄く自慢されてましたが

亡くなられたそうで、かの教授もさぞ心残りだろうと思います

30年間、科学が進化しなかったなんて事はないとは思いますが、

カビが見つかるまで、ほったらかしにしていた役人は、万死に値する

たかが、遺跡だと言うが二度と戻らない

謝るだけが役人の仕事だというのか?